プラセボ効果とはどういうものなのか?プラセボ効果の医学的な根拠について

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プラセボ効果とはどういうものなのか?

プラセボ効果とは、プラシーボ効果ともいわれますが、本来は効くはずのない薬を投与したのに、病気が快方に向かったり治癒することをいいます。

思い込みで状態が変化することを意味するため、偽薬を与えられた患者でも、40パーセントくらいは症状が治まるという経験的事実のことをいいます。

プラセボ効果の医学的な根拠について

プラセボ効果の発現については、患者は薬を与えられたり治療を施されたりすることで安心し、大脳皮質ニューロンが一掃されます。

たとえ薬や治療が見せかけであっても、病状が軽くなったり完治することがあります。

薬を服用した際の精神的安心感が、自律神経系の働きを回復させることによるものだといわれています。

つまりプラセボ効果とは、大脳皮質連合野で起こる患者の安堵感が、連合野ニューロンから自律神経中枢に向かう有害な電気インパルスを抑制することで起こることだといえます。

「病は気から」は医学的な根拠がある?

このプラセボ効果の発現による病気の症状の回復は、精神的ストレスによって反対に病状が悪化することもあるということを指しています。

大脳皮質連合野のニューロンから有害な電気インパルスを自律神経中枢に送り出すことで、様々な疾患を引き起こす可能性があるということです。

「病は気から」といいますが、精神的ストレスが自律神経中枢の働きを失調させることは、医学的な根拠があるといえます。


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