​ マスクをしてもインフルエンザは人に伝染る?本当は意味がないのか

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​なぜマスクの意味がないのか?

インフルエンザを人にうつさないためにマスクをしているという人がいますが、マスクの効果はあまり期待できません。

なぜなら、細菌の大きさは1mmの1000分の1ほどの微細なものだからです。

さらに、ウイルスは細菌の1000分の1から10分の1という超微細なものになります。

そのインフルエンザウイルスをバレーボール1個の大きさに例えると、ガーゼマスクの織り目1つはサッカーコートの大きさに相当します。

つまり、ウイルスにとってマスクは超スカスカの状態になります。

せきをするごとにウイルスはマスクをラクラクと通り抜けるため、まわりにまき散らすことになります。

​​インフルエンザにかかったら学校、会社を休もう!

インフルエンザにかかったら周りにうつさないために学校や会社を休みましょう。

マスクをしていても、せきが出るたびに会社中にウイルスをまき散らすことになります。

ちなみに、せきを一回するとウイルスは秒速10mという速さで、あっという間に50m先まで到達します。

そして感染を広げて周りの人にも迷惑がかかることになります。

​​​ウイルスは湿気に弱い

インフルエンザにかかっている人がうつさないためにマスクをしても効果がありませんが、健康な人がうつらないためにマスクをすることには効果があります。

空気中にあるウイルスを吸い込んだとしても、マスクをしていれば口からの侵入を防ぐことができるからです。

マスクの内側には呼吸による湿気の空気の層ができるのでそれで防ぐことが可能です。

細菌やカビ菌などは湿気が高い環境で増殖しますが、ウイルスは湿気が苦手なためです。

季節の中では最も乾燥しやすい冬にインフルエンザが流行るのは、乾燥が好きなウイルスの性質によるものです。

​​​どのようなマスクがウイルスに効果的か

マスクの種類はガーゼ製よりも最新の不織布など密度の高い素材で作られたものがおすすめです。

鼻の角度に合わせられるタイプのマスクなら、よりウイルスに対して防御ができます。

ただ、ウイルスは免疫力が弱っている人に感染しやすいですが、健康な人にとっては通常は問題にはなりません。

なぜなら健康な人の体内に入ったウイルスのほとんどは体の外に排出されるためです。

冬になったら不織布マスクを使って効果的にウイルスの感染予防をしましょう。


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