食べたあとにすぐ寝るのは実は胃に優しい?瀑状胃とは何なのか、胃の構造を理解しよう

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​食べたあとにすぐ寝るのは胃に優しい?

胃の構造を理解すると、胃に優しい姿勢をマスターすることができます。

もし、仰向けになって寝るといつまでも消化されたものが胃にたまったままの状態となるため、消化にはよくありません。

胃で消化されたものを十二指腸に送り出すのに最適な姿勢はどんなものかというと、体の右側を下にして横向きに寝ることです。

また、胃がもたれたときには5分以上、体の右側を下にして寝ると改善されます。

​消化に時間がかかる瀑状胃とは?

体質的に消化に時間のかかる胃の形をしている人もいます。

この胃の形状のことを瀑状胃(ばくじょうい)という名前でよばれますが、日本人では10人のうち2~3人に瀑状胃の人がいるそうです。

この瀑状胃は病気ではないですが、胃の形態異常と言われています。

先天性・肥満・神経質などの要因で瀑状胃になるようです。

先天的な人が多いですが、それ以外ならば改善できるところはあります。

​瀑状胃の改善の仕方

瀑状胃は食べたものが胃の上部に滞り、胃の下部で分泌される胃酸が利用されずに過剰となるため胃炎を起こしやすいです。

また胃の構造によっては、完全に消化を終えるまでに8時間近くもかかってしますことがあります。

胃の検診などで瀑状胃を指摘された人は、食後の姿勢としてまずは体の左側を下にして横向きに寝ます。

そして、うつ伏せになり、最後は体の右側を下にして横向きになると、胃での消化と消化物の移動を助けることができます。


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