原材料の中にある「香料」とは?

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炭酸飲料に必ずと言っていいほど香料が含まれている

原材料の中によく香料と表示されていることがありますが、一言に香料といってもどのような物質が使われているかは企業秘密ということが多く、消費者からは「香料」ということしか分かりません。

その中には石油から作られた合成香料というものも存在します。

石油から作られた合成香料の中には経皮毒性が強く、皮膚障害、アレルギーの原因になったり、発がん性を疑われている物質もあります。

洗剤にも含まれている香料

洗濯物を洗う「洗濯用洗剤」には香料だけでなく、洗剤の主成分である合成界面活性剤をはじめとして、殺菌剤、柔軟剤、酵素やさまざまな化学物質が調合されています。

アトピーやアレルギー体質の人、化学物質過敏症の人などは衣類に残留する化学物質に触れただけで反応してしまうことがあります。

さまざまな種類の微量化学物質に反応して苦しむ症状は、化学物質過敏症といいます。

化学物質過敏症は、何らかの微量な化学物質に繰り返し接触していたり、大量に接触することによって発症するとされています。

洗剤がアトピーの原因になる?

ある人が出張で単身赴任になったときにコインランドリーを使うことになったのですが、洗濯をしようと衣類を洗って数週間がたったとき急に原因不明の湿疹を発症したそうです。

皮膚科の病院で診てもらったところ、「洗剤を変えてみたら」といわれ無添加の粉石けんを使って自分で洗濯をするようになったらすぐに直ったと言う話もあります。

皮膚が弱い人はなるべく無添加のものを使用することをお勧めします。


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