ダイオキシンはこんなにも危険だった?「人類の合成薬品史上最高の猛毒」

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ダイオキシンの危険性

ダイオキシンは「人類の合成薬品史上最高の猛毒」といわれています。

その毒性はサリンの二倍、青酸カリの一万倍という凄まじさです。

ダイオキシンによる汚染

プラスチックやビニールなどの石油化学製品がゴミとなって焼却されると、ダイオキシンが発生して大気中にばら撒かれます。

大気中のダイオキシンは水に溶け、雨水とともに川や海に流れ込みます。

すると水中のダイオキシンに汚染された微生物を食べた小さな魚が汚染され、その小さな魚を食べた大きな魚も汚染され、という負の食物連鎖でダイオキシンは濃縮されていきます。

それを人間はいやでも高濃度のダイオキシンを体に取り入れる事になってしまいます。

合成界面活性剤もダイオキシンを発生させる可能性がある

合成界面活性剤が塩素と結びつくと副生成物としてダイオキシンを発生させるという危険性があり、合成洗剤を使って食器や衣類を洗ったり、シャンプーをしたりするときに水道水の塩素と結びつき、ダイオキシンを発生させる可能性があるため、ここでもダイオキシンは川や海に流れ出て負の食物連鎖に繋がります。

そんなダイオキシンが一度体内に入ると・・

ダイオキシンは一度体内に取り込まれると、外に排出するのが困難で、10年以上も体内に留まったままだとされています。

ダイオキシンは特に肝臓や脂肪組織に蓄積されやすく、臓器障害やがんの発症率が高まる可能性があります。

母体の性ホルモンや甲状腺ホルモンにも影響を及ぼし、子宮内膜症や未熟児出産などの原因である事も分かってきています。

環境に良いことは人間にも良いとはよく言われますが、 有害化学物質を使わないことが環境と人間に良い相乗効果が生まれるのではないでしょうか。


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