難聴の原因は加齢だけじゃない?その意外な原因について

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増える難聴者

一世代前にもっとも多い知覚障害は視力低下でした。

しかし、コンタクトレンズの普及で眼鏡はほとんど使われなくなり、今ではレーザー光線を使った視力回復手術(レーシック)のおかげでコンタクトレンズすらも時代遅れになろうとしています。

このレーシックには色々と問題がありますがここではおいておきます。

しかし、今では視力低下よりも難聴になる人が増えてきています。

耳が音を聞き取る原理

音波は、あぶみ骨と呼ばれる耳の中の骨を通り、蝸牛(かぎゅう)に入ります。

蝸牛とは、渦巻状の器官で音を感知する大切な役割を果たしています。

蝸牛の内部には有毛細胞があり、ピアノの鍵盤のように、特定の高さの音を感じ取ることができます。

年をとるにつれてこの有毛細胞が磨り減るので音を聞き取りにくくなってしまいます。

そのため難聴は、加齢に伴い発症することが多いのです。

難聴の主な原因は騒音?

アメリカの聴覚障害研究財団によると、アメリカの聴覚障害症例のおよそ3分の1が高齢ではなく、単に騒音によるものだと報告されています。

そのほとんどは感音性難聴で、内耳または内耳と脳を繋ぐ神経経路の損傷に起因しているといわれています。

しかもその原因は自らが作っているということもいっています。

有毛細胞の毛の磨耗を完全に防ぐ方法は今のところありませんが、なるべく騒音を避けて静かな環境で生活することで進行を遅らせる事ができるのではないでしょうか。

年をとるにつれて高い音から聞き取りづらくなっていくといわれているのでお年寄りと話すときは、低い声で話す方が聞き取りやすいと思います。


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