
目が疲れやすくなる様々な要因
目の疲れはいろいろな要因で起こりますが、最も多いのは仕事でパソコンや細かい作業、読書、ゲーム、年齢的なものなどです。
パソコンや読書・ゲームなどを長時間続けていると、眼球を動かす筋肉が緊張し、まばたきの回数が減ってしまい、目を潤している涙が蒸発して眼球の表面が乾燥しやすくなり、いわゆるドライアイの状態になります。
その結果、目に入ったほこりやゴミなどを洗い流すことが出来なくなり、眼球の表面が傷つきやすくなり、疲労感を感じる事が多くなります。
過労や睡眠不足、ストレスによって、身体が目を通して疲れを訴える場合もあります。
近くの物を見続けるときは、目の中の毛様体筋が収縮し続けるため、目は疲れやすくなってしまいます。
毛様体筋とは?
毛様体筋(もうようたいきん)とは、水晶体を調節して視力の焦点を合わせている内眼筋の筋肉です。
目の焦点は、自然な状態では遠くに合うようになっていて、遠くを見ているときは毛様体筋に負担がかからないのですが、近くを見るときに毛様体筋は水晶体に圧力を与えて厚くし、近くにピントを合わせようとします。
このときの毛様体筋は緊張した状態になっていて、この状態が続くと毛様体筋が痙攣を起こし、一時的な近視状態になってしまうことをピントフリーズ現象といいます。
ピントフリーズ現象は遠くを見たり、目を休めることで解消されますが、近くを凝視する作業を長時間に渡り行っていると、次第にピントフリーズ現象が解消されなくなり、眼精疲労となって、慢性的な近視になってしまうこともあります。
左右の視力が違う人は要注意!
左右の視力が極端に違う場合や、老眼、メガネやコンタクトの度数や形状が合っていないときも、目の疲れは出てきます。
軽度の疲れ目ならば休憩や睡眠で回復しますが、眼精疲労にまでなってしまうと少し目に負担をかけただけで、疲れやすい、二重に見える、ぼやける、かすんでくるなどの症状が出たりします。
長時間の作業をする際はこまめに休憩することをお勧めします。
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