
紫外線はしわ、たるみの原因になる?
年をとると肌にしわができますが、これは人間の老化現象の一つのため、しわの発生を防ぐことは不可能です。
このしわを作る原因の一つに、太陽光に含まれている紫外線があります。
紫外線にはA波・B波・C波の三つがあり、それぞれ下記のような特徴があります。
A波・・しわの原因
B波・・皮膚がんの可能性
C波・・オゾン層で止まるため地上まで届かない
この中で、A波は皮膚の深くまで入り込み、真皮にある肌のハリを保つ細胞を傷つけます。
真皮の細胞が何度も破壊されると、真皮にたるみができ、しわが生まれるのです。
これは日光による皮膚の老化で、「皮膚日射病」と呼ばれています。
紫外線は皮膚を老化させる!
紫外線によって皮膚が老化すると皮膚に含まれているコラーゲン繊維の密度が減り、肌の潤いや弾力が無くなってしまいます。
また、皮膚の老化によって神経細胞や汗腺、皮膚腺が少なくなったりします。
紫外線に対してそんなに神経質になることは無いと思いますが、太陽光を日傘などで避けるなどすれば、しわの発生を抑えることが出来ます。
紫外線対策にはビタミンCが効く!
ビタミンCは美肌効果をはじめ、免疫力を高め、抗ストレス、抗ウィルスなど、美容や健康維持のために大切な働きを持っています。
しかし、ビタミンCは体内では作り出せない上に、水溶性で長期間体内に蓄えることも出来ません。
加えて、紫外線やストレスを受けたとき、または喫煙時などに、身を守るための栄養素として大量に消費されているため、ビタミンCの摂取が日常的に必要です。
ビタミンCを摂取するならアセロラがおすすめ
アセロラは、ビタミンCを豊富に含むチェリーに似た果実です。
100g当たりのビタミンC含有量は1700mgで、レモンの34倍といわれています。
原産地のカリブ諸島や、中央及び南アメリカに住む原住民は、身体が衰弱したり、風邪をひいたりしたときにアセロラを食べると元気になることから、健康維持のために無くてはならない果実として昔から薬代わりに親しまれてきました。
そして1980年代に入り、このアセロラの栄養価や健康効果、栽培法などが広く知られるようになりました。
アセロラは紫外線から身を守るためにビタミンCを豊富に含む!
アセロラは熱帯産のフルーツのため、日本では沖縄地方で栽培されています。
熱帯地方が原産のフルーツは、強い日差しや高温などの植物にとっては過酷な環境下で成長していくために、高い栄養価を持っているものが多いのです。
アセロラも例外ではなく、強い紫外線から身を守るためにビタミンCをたっぷりため込んでいるのです。
そのため、ビタミンCの補給にはぴったりの果物といえます。
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