歯にはフッ素が効果的!でも身体には・・?
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そもそもフッ素とは?虫歯との関わり
歯磨き粉などに含まれているフッ素(表記名:フッ化ナトリウム)は、1945年に水道水にフッ素を入れることを、議会が虫歯予防として承認したところから始まります。
しかし当時の学者たちは戦争に行っていたため、5、6年して戻って来たときに水道水にフッ素が混ざっていることを知り、フッ素の有害性を無視した議会に30件程度の訴訟を起こしましたが、どれも勝てませんでした。
フッ素は有害だった?!
ところがある研究所でフッ素をマウスに投与し、実験してみたところ骨肉腫が増えたそうです。
水道水に入れた場合は1ppm(100万分の1)ですが、歯磨き粉には1000ppm程度含まれています。歯を磨いた跡によくうがいしないとそのうちの三分の一は飲み込むとも言われています。
それでもフッ素を使う理由
ここまでフッ素を虫歯予防として使うのには訳があります。
フッ素イオンは虫歯の原因になる細菌のはたらきを抑制して酸を作らせないようにし、同時に糖の取り込みを邪魔して細菌が粘着性の糊を作るのを抑えてくれます。
さらに抗菌効果や、ミネラルの再石灰化を促す働きもあります。
また、フッ素イオンは歯のエナメル質と反応して、耐酸性の非常に強い結晶を作り出すことから歯磨き粉などに入れられるようになりました。
しかし、フッ素の有害性は色々な論文によって世界では浸透しつつありますが、日本だけは危険意識が低いように思われます。
フッ素は歯にはとても良いですが、飲み込むことだけはやめましょう。
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