ホルモンは腎臓で作られる?腎臓とはどのような臓器か

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腎臓とはどのような臓器か?

腎臓は、握りこぶし程度の臓器で、左右合わせても300g程度しかありません。

しかし、常に心臓から出る血液のおよそ25%が流れ込んでいて、血液をろ過するという大切な役割を果たしています。

血液をろ過したものは「原尿」と呼ばれ、腎臓で一日に約160リットルも生産されています。

その血液をろ過しているのは「糸球体」という毛細血管のかたまりと、「尿細管」という糸球体に繋がる細い管です。

この二つを「ネフロン」といい、腎臓には約200万セットものネフロンが存在します。

生産された原尿は、腎臓のネフロンから身体に必要な成分だけを吸収し、有害な物質や再利用できない物質(老廃物)を集められた水分と共に尿として排出します。

このとき体内の体液の濃度を調整して、体液が濃いと濃い尿となり、体液が薄いと薄い尿となり、体液を常に一定の濃度に保ちます。

尿の成分は約95%が水分で、それ以外の約5%の成分は、たんぱく質の新陳代謝で生じた尿素やカリウム、アンモニアといった物質、尿酸などの老廃物がほとんどです。

しかし、原尿の中には、アミノ酸やブドウ糖といった身体に必要なものも含まれています。

尿の元になる原尿の主な成分とは?

尿の元になる成分は下記のようなものです。

・アミノ酸

・カリウム

・ブドウ糖

・尿酸

・尿素

・アンモニア

ホルモンは腎臓で作られる?

そのほかにも腎臓はホルモンを分泌する働きも持っています。

骨髄に赤血球を作るホルモンや、血圧を調整するホルモンも分泌しているので、腎臓はとても大切な役割を持っている臓器です。


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