
大麦若葉には栄養素が豊富に含まれている?
大麦若葉は、他の緑黄色野菜と比べてミネラル、ビタミン、酵素の含有量が多いことで注目を集めています。
例えばミネラルの含有量をほうれん草と比べてみると、カリウムが約18倍、カルシウムが約4倍含まれています。
人体でこうしたミネラル成分が不足すると内臓や細胞が疲弊し、がんや脳溢血、心臓及び肝臓疾患を招くとされています。
また、活性酸素を消去するSODも多く含まれています。
大麦若葉が炎症やストレス性潰瘍に効く?
天然の葉緑素は血液の色素に近い分子構造をしており、傷や炎症、膵炎の症状改善に有効とされています。
また、大麦若葉のエキスにはビタミンB1、ビタミンC、カロチンが特に豊富に含まれており、体内の新陳代謝を活性化させてくれます。
さらに細胞培養の過程で大麦若葉のエキスを与えたところ、活発な細胞増殖が見られたそうです。
これはエキスのアミノ酸成分が成長ホルモン的な働きをするからと推察されています。
最近の研究でも新たに効用が実証されています。
大麦若葉の粉末から抽出した成分に、ストレス性潰瘍を抑える効果があることが動物実験で認められました。
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