
黒酢の起源は?
黒酢とは、本来は南九州で伝統的に作られてきた酢をいいます。
アマンと呼ばれる特有のつぼに米と麹、水だけを入れ、一年ほど寝かせてつくられます。
しかし、最近は米酢の熟成期間を長くした茶褐色の酢まで含めて黒酢と呼ばれているそうです。
黒酢の効能とは?
黒酢には酢と同じくさまざまな効用があります。
有効成分のひとつであるクエン酸は、疲労物質の乳酸を分解する作用があり、疲労回復に効果を発揮します。
とくに黒酢には、アミノ酸の含有量が通常の酢の5~10倍といわれ、このアミノ酸がいくつか鎖のようにつながったペプチドといわれる物質が無数にあります。
ペプチドは血圧を下げる効果があるといわれ、黒酢にもこうした効果が期待できます。
そのほかにも黒酢には栄養が豊富に含まれている
黒酢には酢の薬効の基になる有機酸のほかにもビタミンB群、水溶性ビタミン、ミネラル、アミノ酸が多く含まれています。
黒酢でも酢と同じで一緒にとったほうが単独で摂取するより、ビタミンCやカルシウムが体に吸収される効果が増大するそうです。
普段の食事に黒酢を取り入れましょう。
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