
重力が骨量や筋肉を維持している?
普段地球上で暮らしていると、重力という負荷が常に身体に影響しています。
そのため、一定の骨量や筋肉を維持できていますが、宇宙では無重力のため負荷が無くなり、骨や筋肉がみるみる弱くなっていきます。
宇宙へ行くと骨がもろくなる?
骨は、コラーゲンやカルシウム、りんなど無機質と水分で作られています。
しかし、無重力状態になると、カルシウムやりんが溶け出し、尿や便に過剰に排泄されてしまうため弱くなってしまうのです。
約10日間無重力状態にいると、平均3.2%の骨成分の喪失が起こるといわれています。
また筋肉も同様に、無重力状態ではわずかな力で行動できるため、筋肉組織を使う必要が無くなり筋肉が衰えていきます。
こういったことから宇宙飛行士は、宇宙船の運動器具を用いて、筋肉や骨を鍛えるトレーニングを行っています。
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