青汁の主要原料のケールは活性酸素を抑える?ケールの豊富な栄養とは

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青汁の主要原料のケールとは?

ケールとは、青汁の主要原料となるアブラナ科の植物です。

地中海沿岸を原産とするキャベツの一種ですが、結球しないのが特徴で、葉が広がるのでどの葉も太陽の光を浴びて緑色になるのです。

ヨーロッパでは家庭菜園で栽培されることも多いポピュラーな野菜で、サラダにしたり、炒めたり煮たりと現地では幅広く使われています。

同じ仲間であるキャベツより味は劣りますが、緑の葉に含まれる栄養成分はキャベツ以上に豊富なのです。

青汁の製造メーカーのひとつであるファンケルによれば、キャベツと比べてβ-カロチンが29倍、カルシウムが3.5倍、ビタミンC、カリウム、ナトリウムが2倍、リン、マグネシウムが1.5~1.6倍多く含まれているといいます。

ケールの栄養素とは?

ケールに多く含まれるβ-カロチンには、活性酸素を抑える強い抗酸化作用があります。

活性酸素は心臓疾患や動脈硬化、がんを誘引する物質で、老化の原因とも言われているだけに、ケールを原料とした青汁にはこうした病気を予防して老化を防ぐ効果が期待されています。

また、β-カロチンは体内でビタミンAが不足した時にはビタミンAに変わる機能を持っており、皮膚の乾燥や肌荒れの予防、細胞や粘膜の増強、視力の回復などにも役立つといわれています。

さらにβ-カロチンには免疫力を高めるNK細胞の活性化が認められたというデータもあります。

免疫力の向上はがんや感染症をはじめ幅広い病気を予防するだけに、注目すべきデータといえます。


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